日野市立病院前店 店長 古田智裕インタビュー 前編 - 後編
法的なルールと会社としてのルールがあるのですけれど、基本的には最低限守らなければいけない法律的なルールを従業員に守らせること、は当然のことですが、従業員が働きやすい環境を作る、という簡単にいえばその一言に尽きます。
個人情報や法律がつきまとう仕事なのでそういうことを従業員に理解、遵守してもらうためのルールづくりと、それを指導する管理の仕事と能力を発揮してもらうために整備をしていく部分が仕事ですね。
いろいろあると思うんですけど、楽しく仕事をしたいなと。本来仕事は楽しいものであるので楽しくやれるようなしくみづくりをして、それが結果的に顧客満足につながるようにするのが僕の仕事ですね。
えらそうに言えることじゃないんですけど朝礼とか終礼とか当たり前のことをシフト制を理由にやっていなかったんですね。コミュニケーションがとれていない、ということは店全体にとって非常に不利益で、僕が言ったことも3割伝わっていればいいかなって思うことがあったくらいで。
実際に朝礼、終礼をやることでかなり言った事、決まったことができていない、ということがだいぶ減りましたね。当たり前のことなんですけど。
朝礼は朝は必ずやって、あとは朝礼ノートをつけてもらうんです。あとから出勤してくる従業員にそれを読んでもらうんですけど、やっぱりこれは自分の口で伝えなきゃ、というものは一人づつ、つかまえて伝えたりですとか。
終礼ノートもあります。その日に起きたことはその日のうちにしないと時間がたてばたつほど対策はたたないものなので、その日のうちに話すようにしていますね。
僕は入社して2年目でいきなり薬局長になったんですけど、かなり自由に任せてもらえる、というのがこの会社の一番の魅力かなとは思います。
もし僕が社長だったら入社して2年目のやつに薬局長は任せられないなって思うんですけど。やってみろ、という感じで好きにやらせてもらえるので、やる気があってこういう医療がやりたい、というビジョンがあれば大幅に会社の方針とはずれない限りは好きにやらせてもらえるので。これって実はすごく珍しいというかこの業界では企業が大きくなればなるほど枠からはみ出さないように管理する傾向があるんです。だから好きにやっていいよ、というのは他の会社にはない魅力かなって思います。
特に薬局長になるとその権限が与えられますから自分がやりたいって思った事や自分から発信できるものはなんでも実現できるということですね。好きにやっていいよということで、いろいろやっても、そんなくだらないことするな、とかいちいち口出しはされないですね。
個人的な悩みというのもあったりするんですけど、要は人、モノ、金、情報をいかに活用するかが店長の仕事だと言うことは当たり前のことなんですが、僕はこの人の個性をつぶしているのかなっていうときは、やっぱりへこみます。
自分はこうあるべきだって思っていることがあっても価値観までは共有できないので、価値観が違う人が僕と相反する行動をとったときにはやりづらいなと思うときはありますね。
それはありますけど、ここの店長になってこの年齢になってやっと「価値観の違い」というのを受け入れられるようになりましたね。仕事そのもののベクトルは違っても患者さんに対してのベクトルが合っていればいいと思うべきなんだ、結果的にそれが店の評判になってくれればそれでいいんだ、というのを最近やっと思えるようになりましたね。ここへきて勉強になりました。
だから日頃の価値観が一致していなくても僕が患者さんにしてほしいこと、思うことをそのベクトルが相反する人が、パッとやってくれたときは嬉しいですよ。ああ、やってもらえたって。
顧客に対する最終的な目的を共有できたときが一番嬉しいときですね。
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