日野市立病院前店 店長 古田智裕インタビュー 前編 - 後編
そうですね、患者さんに告白されたことですかね。僕が結婚する一週間前に告白をされて「いや僕、来週、結婚するんです」っていったら「私も結婚してます」って。いや、そういう問題じゃないだろうって。僕はそれで引き下がってくれると思っていたんですが、そういうお返事だったので「すいません、失礼します」って言って帰ってきましたけどね。
そこでプロとしてラインを引かなければいけないんだなってその一件から非常に学びましたね。親密にすることで相手に「この親密さは仕事じゃない」と感じられてしまうとそういうことの二の舞になってしまうんだな、と。ビジネスとして線を引くように心がけています。
僕はいろんな側面があって薬剤師であり店長であり薬局長でありっていうのがあるんですが、一番やりがいを感じるのは患者さんからの感謝の声でしょうね。
いろいろな仕事があると思うんですけれど、自分がやった事で面と向かって「ありがとう」と言われることってなかなかないと思うんですよ。それが僕はうれしいことですね。それが1個あると1年分のイライラが解消されるんじゃないかっていうほどうれしいですね。そのためにやっているし、そのやりがいというか喜びを他の従業員も味わってくれれば仕事楽しいって思ってくれるんじゃないかって。やりがいはそこですね。
ノムラ薬局ってワンマンでずっときていて社長も、もう引退する、なんてことを言っているので社長がいなくなっても代わりができるくらいの人間になって、このノムラ薬局をより発展させていきたいなと思います。
ストレートに言っちゃうと社長を目指す、ですね。
ノムラ薬局で、僕は役職として一番上のところにいるので、じゃあ今で終わりかというのはなく次、目指そうっていったら社長を目指そうと。
もし社長がやめる、となったときに古田さんだったら大丈夫じゃないの?となっているのが夢というか目標です。
社会貢献したいというのが夢ですね。
薬剤師って資格とったあと勉強しようがしまいが自由なんですよ。それで食べていけるんですけど、やりがいをもって働いていけるかっていうのはチャンスが与えられて自分で努力をしてそれに対して結果が出たときに本当のやりがいってあると思うんですね。
特に新人のころというのは、チャンスすら与えられないことって多いと思うんですよ。
でも新人からでもどんどんチャンスが与えられてやる気があればいろんなことやらせてもらえるので、新人のころは「薬剤師になったらこうなるんだ」という想いがそれぞれあると思うんですけどそういうものが最大限に活かされる会社ですよ。
これからそうじゃなくなるにしても勉強しなくて済む、というのは本当のことで、でもそれって本当はこわいことなんです。
恥ずかしい話ですけど、僕が新卒で入社した時は、定時に上がって家に帰ってゲームしてという生活で、仕事は自分の持ってる知識だけでやりくりしちゃうことはできるんですけど、それ以上のものを提供しなくても感謝はされないまでも不満には思わないわけですね。だけど1年くらい経って僕がすごく親しくしていると思っていた患者さんがドクターのところで「あいつはいつも同じことばっか言うからうっとおしいんだよね」っていう話を聞いて「おれの仕事はなんなんだ?」って思って。これじゃダメだな、と。
ふと気が付いたら新卒のまま中身すっからかんで同じ事しか繰り返していない自分がいて、それでもやっていけるけど、それじゃだめなんだ、ということに気が付きましたね。
でも、そういう薬剤師って結構多いんですけどね、それに気付いていない人も多いし。
新人のころって「あれもしたい、これもしたい」って思うんですけど、どうしてもルールの枠にはめられてその中でやろう、としていくとだんだんそういう意欲も薄れていって一通りできるようになったころには「これでいいのか」ってなってしまう、というのが薬剤師の一番こわいところですね。だから1年目に店長を任されていなかったら、多分、今もそんな薬剤師だったんじゃないかって思いますね。ですからチャンスを与えられるって大きなことですよね。
やる気があればなんでもやらせてもらえますよ、あなたのやる気をノムラ薬局で発揮してみませんか。
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